PC新調&iPad→液タブへの乗り換えなど【追記:2022.10.29】現在は液タブ使ってませんのでご了承ください。パソコンが壊れたので、結局新しいのを買いました。Macはいろいろ(新型発売直前とか、値上げとか…)タイミングが合わなかったのと、やっぱり使い慣れてる安心感もありWindows機で新調しました。続きを読む 🔽ついでにこの機に、手狭だった10.2インチiPadから、PCと液タブで絵を描く環境に変えました。買ったのはWacom Oneという13.3インチの最安モデルの液タブです。以下無印iPad→WacomOne(DTC13)に乗り換えた感想など。あくまで無印iPadからの乗り換えなので、ProやAirから乗り換えた人とは全く異なる感覚になると思います。また、ケント紙保護フィルムとTabmateも同時購入しているのでそれらありきの使用感になります。使用ソフトはiPadもPCもクリップスタジオがメインである前提で話しています。良い点・ApplePencilより自然で繊細な書き味だと思う。特に、抜きの時に引きずったストロークが返しのように引っ付く現象がほとんどなくなった。ApplePencilは筆圧感知レベル非公開ですが、いろいろググった感じだとおそらくOneの方が4倍くらい筆圧感知レベルが高いようです。ApplePencilは硬くて重くて滑るような書き味だったけど、Oneは柔らかくて摩擦があって軽い感じの書き味。両方ともElecomのケント紙フィルム貼ってるからそこの差ではないはず。・細かい調整がやりやすくなった特に、範囲選択して拡縮ボックスを出した状態で移動したときとかにすごくポイント精度の良さを感じる。iPadでは拡大縮小の四隅のボックスの当たり判定が大きいのか、ボックスの中をポイントして移動させたいのに拡縮されてしまうことが多くてストレスだった。ペン先が細いのも見やすくていいと思う。消耗は激しそうだけど…(ApplePencilは2年間1回もペン先交換しなかった)・タッチ機能がないので誤タッチがないタッチ機能がないのはデメリットと紙一重だが、少なくとも間違ってタッチしてしまうことはないので、右手(利き手)側にツール類を置けるようになり、手の移動が少なくツール切り替えできるようになったのはよかった。画面が大きくなればなるほど、左側にツール類があるのは厳しい。Tabmateとの合わせ技で、ツールバーから切り替えたり、クイックアクセスから切り替えたり、ツール選択の方法にいろいろ選択肢が増えたのもよい。描画面以外の部分に目を向ける頻度が減り、絵の部分に目線を集中できるようになった。・クリスタの買い切り版が使えるもともと買い切り版を持ってた(昔板タブで少し使ってた)ので、買い切り版が無駄にならずに済みました。それ以上に、iPad版は起動時に新着情報のポップアップが消せないことがかなりストレスだったので、それがなくなったことが一番のメリットかもしれない。・PCとのシームレスな連携ファイルの管理とか、何かと。クリスタの「画面の色を取得」機能などがやっと活きるように。ちなみに、このモデルでよく指摘されている視差(ペン先と液晶の間にあるガラス面の厚みによるズレ)についてですが、無印iPadも視差がある環境だったので全く気になりませんでした。ペン先がApplePencilより細いこともあり、Oneの方が狙った場所に描きやすいと思います。iPadProやAirなどの視差がないデバイスからの乗り換えを検討している人は違和感があるんじゃないかなぁと思うので、素直にCintiqを買った方がいいのかも。(すぐ慣れちゃうとも思いますが…)いまいちな点・思ったより画面が広くならなかった。10.2インチから13.3インチへの変更なので、結構広くなったはず(実際重ねてみると一回り以上違う)なのに、体感ではあまり広く感じなかった。それでもUIを小さく表示するように工夫すれば、10.2インチiPadが丸ごと描画面になった(iPadのクリスタからUIやツール類をすべて追い出した)ような程度の広さは確保できます。画面がワイドなこともあり、4:3比率のiPadよりもクリスタのUIとの親和性はよいです。・つい画面をタッチして拡大縮小・回転などしようとしてしまうこれはTabmateなど左手デバイスに慣れればすぐ気にならなくなりそう。慣れないうちは不自由極まっている。・いろんなものを起動しなければいけないPCつけて、液タブの電源入れて、Tabmateの電源入れて接続して(自動接続のはずだがちょっと不安定?)…と煩わしいことが多い。結局今後もラフまではiPadで描くことが多くなると思う。・電源ボタンの場所がわかりにくい見えない場所にあるのに指先だけで探り当てにくいので地味にストレス・サイドボタンが一つしかない…これは買う前からわかりきってたことだけど。板タブ+キーボードショートカットが手軽に使えるという環境では一切ペンのサイドスイッチなんて使わなかったので盲点だった。私のデスク環境では液タブを置くとキーボードが遠くなるので、そのようにキーボードショートカットが使いにくい環境になると俄然サイドボタンが2つくらいは欲しくなる。逆に、テールスイッチの消しゴムはあっても使わないので、むしろないことでペン先の沈み込みがなくていいと思った。【追記】キーボード型の左手デバイスを導入したことにより、ペンのサイドスイッチの有無はあまり重要ではなくなりました。・画面の色が…これも買う前からわかってたことだけど、色の表現は乏しいです。若干白飛びしてる感じというか。鮮やかさと暖かさの表現が苦手なのかなぁと感じます。クリスタで使うときは別モニタにナビゲーターを表示して確認しています。これはもう、最安モデルなので割り切れる部分です。・キーボードが使えないショートカットは左手デバイスで何とかなっても、レイヤー名とか文字入れとかで結構キーボードを使いたい場面があるのは盲点だった。一応、Windowsの機能のスクリーンキーボードを使えば解決できる。写植などは絶望的だが、レイヤー名の変更程度ならスクリーンキーボードでも間に合う。普段は「ナビ表示」にしてじゃまにならないところに置いておいて、使うときは「すべて表示」を押すといい感じ【追記】液タブのスタンドを使わず、平置きにすれば物理キーボードに届きやすくなるので、そちらの方がスクリーンキーボードを使うよりもやりやすいことが分かりました。ついでにTabmateの感想も。【追記】Tabmateはすぐに接続が不安定になり、別の左手デバイスを買いなおしました。買いなおしたのはRazerのTartarusという製品で、有線ということもあり動作が非常に安定しており、快適に使えています。以下は買った当時のTabmateへの感想です。良い点・据え置きタイプの左手デバイス(テンキーなど)より遥かに取り回しがよい頬杖つきながら描いたり、置く場所を取らないなど、使ってみないとわからなかった良さが・装飾キー(ShiftやCtrl)を設定できるこれのおかげで、レイヤー移動やら選択やらが格段にやりやすくなった。iPadのエッジキーボードは狭い画面をさらに狭くするうえに単純に使いづらかったし。・Qボタンでのクイックコントロールメニューが神別にQボタンじゃなきゃ使えないわけではないけど、これがすごく便利。ただ誤爆が多くて、用もないのに押してしまうことが多い点はストレス。いまいち・キーが固い特にアンドゥ、スポイトはすごく使うのにこの硬さはなぁ…・ボタン数もう少し欲しいあと4つくらい。最低でもあと2つとか…。改善モデル出たら絶対買いなおすと思う。・スリープになるのがちょっと早いとりあえず今回、PC、液タブ、タブメイト…とまとめていろいろ新調しましたが、どれも初期不良品を引かずに済みラッキーでした。【追記】初期不良なのか仕様かはわかりませんがTabmateは接続に問題ありで即引退しました…。WacomOne自体は間違いなくコスパがバグってる神液タブだと思うのですが、今回、だいぶ結構思い切って設備投資した割には10.2インチiPadからのアップグレード幅が小さくまとまってしまったと思っているのも事実です…。(iPadが単体での完成度高すぎる)iPadで不満だったのは動作のもっさり感と画面の狭さで、描き心地にはそこまで不満がありませんでした。なので、もっさり感の部分はPC新調でスパッと解決したものの、画面サイズに関してはもう一声欲しかったのが正直なところで、差額は3万円くらいだったんだから頑張って上乗せしてCintiq16にしてもよかったのかも…。【追記】WacomOneはしばらく使ってみて、ソフト側のUI配置の工夫や慣れなどで画面の大きさへの不満も薄まり、今ではむしろ省スペースで取り回しの良い点などが気に入っています。それでももう一声だけ広さが欲しいのは変わらないのですが、厳密には、ワイド画面ということもあり、狭いというより”天井が低い”という感覚が強いです。幅は私の絵にはこれで十分です。慣れるにつれて、13インチですら画面の全体が目に入っているわけではないことに気が付き、16インチだとちょっと大きすぎたような気もしているので、今でもそっちにすればよかったと思っているかというとそうでもなく、難しいところです。元よりWacomOneには書き味などの性能的な不満はなく、不満は慣れと工夫で改善できることがほとんどだったので、今は払った金額以上の満足感を感じています!また、実際はTabmate由来の不安定感だったものを液タブ由来と混同してしまっていた部分も大きかったと思います。(同時購入の弊害)左手デバイスをTartarusに変更してからはすぐに快適に感じるようになったことからも、Tabmateの使用感の悪さは慣れや工夫では済まされないレベルだと思いました。接続不良の部分についてはおま環っぽいですが…。クリスタで細かく挙動を設定できるのはTabmateの唯一無二の良さだったと思うので本当に残念です…。少なくとも↑みたいな絵を描いちゃうくらいには最初はワクワクして期待して使っていました…。新品同様の状態で持て余してるので周りにほしい人がいれば差し上げたいくらいです…ほんとに。個人的なおすすめ構成としては、既にPCがある人はWacomOneを、PCがない(必要がない)人は無印iPad+ApplePencilを買うのが、安さと品質を両立できる最もコスパの良いお絵描きデバイスの選択になるんじゃないかなと思いました。今Apple製品高いので、コスパだけで言ったらPC環境にやや軍配が上がるかも。拡張性・快適性ならPC+液タブ(+左手デバイス)、気楽さならiPadですが、書き味・カーソルの追従性などのペン性能的にはどちらも全く不満がありません。iPadはAir以上じゃなきゃダメだ…とか、液タブはCintiqじゃなきゃダメだ…と思って初期投資の高さに二の足を踏んでいる方がもし居たら、全然そんなことないよ!その子らの弟分たちも体はちょっと小さいもののすごく優秀だよ!とお伝えしたいです。#創作全般 #パソコン べらべら感想 2022/07/06
【追記:2022.10.29】現在は液タブ使ってませんのでご了承ください。
パソコンが壊れたので、結局新しいのを買いました。
Macはいろいろ(新型発売直前とか、値上げとか…)タイミングが合わなかったのと、やっぱり使い慣れてる安心感もありWindows機で新調しました。
ついでにこの機に、手狭だった10.2インチiPadから、PCと液タブで絵を描く環境に変えました。
買ったのはWacom Oneという13.3インチの最安モデルの液タブです。
以下無印iPad→WacomOne(DTC13)に乗り換えた感想など。
あくまで無印iPadからの乗り換えなので、ProやAirから乗り換えた人とは全く異なる感覚になると思います。
また、ケント紙保護フィルムとTabmateも同時購入しているのでそれらありきの使用感になります。
使用ソフトはiPadもPCもクリップスタジオがメインである前提で話しています。
良い点
・ApplePencilより自然で繊細な書き味
だと思う。特に、抜きの時に引きずったストロークが返しのように引っ付く現象がほとんどなくなった。
ApplePencilは筆圧感知レベル非公開ですが、いろいろググった感じだとおそらくOneの方が4倍くらい筆圧感知レベルが高いようです。
ApplePencilは硬くて重くて滑るような書き味だったけど、Oneは柔らかくて摩擦があって軽い感じの書き味。
両方ともElecomのケント紙フィルム貼ってるからそこの差ではないはず。
・細かい調整がやりやすくなった
特に、範囲選択して拡縮ボックスを出した状態で移動したときとかにすごくポイント精度の良さを感じる。
iPadでは拡大縮小の四隅のボックスの当たり判定が大きいのか、ボックスの中をポイントして移動させたいのに拡縮されてしまうことが多くてストレスだった。
ペン先が細いのも見やすくていいと思う。消耗は激しそうだけど…(ApplePencilは2年間1回もペン先交換しなかった)
・タッチ機能がないので誤タッチがない
タッチ機能がないのはデメリットと紙一重だが、少なくとも間違ってタッチしてしまうことはないので、右手(利き手)側にツール類を置けるようになり、手の移動が少なくツール切り替えできるようになったのはよかった。画面が大きくなればなるほど、左側にツール類があるのは厳しい。
Tabmateとの合わせ技で、ツールバーから切り替えたり、クイックアクセスから切り替えたり、ツール選択の方法にいろいろ選択肢が増えたのもよい。
描画面以外の部分に目を向ける頻度が減り、絵の部分に目線を集中できるようになった。
・クリスタの買い切り版が使える
もともと買い切り版を持ってた(昔板タブで少し使ってた)ので、買い切り版が無駄にならずに済みました。
それ以上に、iPad版は起動時に新着情報のポップアップが消せないことがかなりストレスだったので、それがなくなったことが一番のメリットかもしれない。
・PCとのシームレスな連携
ファイルの管理とか、何かと。
クリスタの「画面の色を取得」機能などがやっと活きるように。
ちなみに、このモデルでよく指摘されている視差(ペン先と液晶の間にあるガラス面の厚みによるズレ)についてですが、無印iPadも視差がある環境だったので全く気になりませんでした。
ペン先がApplePencilより細いこともあり、Oneの方が狙った場所に描きやすいと思います。
iPadProやAirなどの視差がないデバイスからの乗り換えを検討している人は違和感があるんじゃないかなぁと思うので、素直にCintiqを買った方がいいのかも。(すぐ慣れちゃうとも思いますが…)
いまいちな点
・思ったより画面が広くならなかった。
10.2インチから13.3インチへの変更なので、結構広くなったはず(実際重ねてみると一回り以上違う)なのに、体感ではあまり広く感じなかった。
それでもUIを小さく表示するように工夫すれば、10.2インチiPadが丸ごと描画面になった(iPadのクリスタからUIやツール類をすべて追い出した)ような程度の広さは確保できます。
画面がワイドなこともあり、4:3比率のiPadよりもクリスタのUIとの親和性はよいです。
・つい画面をタッチして拡大縮小・回転などしようとしてしまう
これはTabmateなど左手デバイスに慣れればすぐ気にならなくなりそう。
慣れないうちは不自由極まっている。
・いろんなものを起動しなければいけない
PCつけて、液タブの電源入れて、Tabmateの電源入れて接続して(自動接続のはずだがちょっと不安定?)…と煩わしいことが多い。
結局今後もラフまではiPadで描くことが多くなると思う。
・電源ボタンの場所がわかりにくい
見えない場所にあるのに指先だけで探り当てにくいので地味にストレス
・サイドボタンが一つしかない…
これは買う前からわかりきってたことだけど。
板タブ+キーボードショートカットが手軽に使えるという環境では一切ペンのサイドスイッチなんて使わなかったので盲点だった。
私のデスク環境では液タブを置くとキーボードが遠くなるので、そのようにキーボードショートカットが使いにくい環境になると俄然サイドボタンが2つくらいは欲しくなる。
逆に、テールスイッチの消しゴムはあっても使わないので、むしろないことでペン先の沈み込みがなくていいと思った。
【追記】キーボード型の左手デバイスを導入したことにより、ペンのサイドスイッチの有無はあまり重要ではなくなりました。
・画面の色が…
これも買う前からわかってたことだけど、色の表現は乏しいです。若干白飛びしてる感じというか。
鮮やかさと暖かさの表現が苦手なのかなぁと感じます。
クリスタで使うときは別モニタにナビゲーターを表示して確認しています。
これはもう、最安モデルなので割り切れる部分です。
・キーボードが使えない
ショートカットは左手デバイスで何とかなっても、レイヤー名とか文字入れとかで結構キーボードを使いたい場面があるのは盲点だった。
一応、Windowsの機能のスクリーンキーボードを使えば解決できる。
写植などは絶望的だが、レイヤー名の変更程度ならスクリーンキーボードでも間に合う。
普段は「ナビ表示」にしてじゃまにならないところに置いておいて、使うときは「すべて表示」を押すといい感じ
【追記】液タブのスタンドを使わず、平置きにすれば物理キーボードに届きやすくなるので、そちらの方がスクリーンキーボードを使うよりもやりやすいことが分かりました。
ついでにTabmateの感想も。
【追記】Tabmateはすぐに接続が不安定になり、別の左手デバイスを買いなおしました。買いなおしたのはRazerのTartarusという製品で、有線ということもあり動作が非常に安定しており、快適に使えています。以下は買った当時のTabmateへの感想です。
良い点
・据え置きタイプの左手デバイス(テンキーなど)より遥かに取り回しがよい
頬杖つきながら描いたり、置く場所を取らないなど、使ってみないとわからなかった良さが
・装飾キー(ShiftやCtrl)を設定できる
これのおかげで、レイヤー移動やら選択やらが格段にやりやすくなった。
iPadのエッジキーボードは狭い画面をさらに狭くするうえに単純に使いづらかったし。
・Qボタンでのクイックコントロールメニューが神
別にQボタンじゃなきゃ使えないわけではないけど、これがすごく便利。
ただ誤爆が多くて、用もないのに押してしまうことが多い点はストレス。
いまいち
・キーが固い
特にアンドゥ、スポイトはすごく使うのにこの硬さはなぁ…
・ボタン数もう少し欲しい
あと4つくらい。最低でもあと2つとか…。改善モデル出たら絶対買いなおすと思う。
・スリープになるのがちょっと早い
とりあえず今回、PC、液タブ、タブメイト…とまとめていろいろ新調しましたが、
どれも初期不良品を引かずに済みラッキーでした。【追記】初期不良なのか仕様かはわかりませんがTabmateは接続に問題ありで即引退しました…。
WacomOne自体は間違いなくコスパがバグってる神液タブだと思うのですが、今回、だいぶ結構思い切って設備投資した割には10.2インチiPadからのアップグレード幅が小さくまとまってしまったと思っているのも事実です…。(iPadが単体での完成度高すぎる)
iPadで不満だったのは動作のもっさり感と画面の狭さで、描き心地にはそこまで不満がありませんでした。
なので、もっさり感の部分はPC新調でスパッと解決したものの、画面サイズに関してはもう一声欲しかったのが正直なところで、差額は3万円くらいだったんだから頑張って上乗せしてCintiq16にしてもよかったのかも…。
【追記】WacomOneはしばらく使ってみて、ソフト側のUI配置の工夫や慣れなどで画面の大きさへの不満も薄まり、今ではむしろ省スペースで取り回しの良い点などが気に入っています。
それでももう一声だけ広さが欲しいのは変わらないのですが、厳密には、ワイド画面ということもあり、狭いというより”天井が低い”という感覚が強いです。幅は私の絵にはこれで十分です。
慣れるにつれて、13インチですら画面の全体が目に入っているわけではないことに気が付き、16インチだとちょっと大きすぎたような気もしているので、今でもそっちにすればよかったと思っているかというとそうでもなく、難しいところです。
元よりWacomOneには書き味などの性能的な不満はなく、不満は慣れと工夫で改善できることがほとんどだったので、今は払った金額以上の満足感を感じています!
また、実際はTabmate由来の不安定感だったものを液タブ由来と混同してしまっていた部分も大きかったと思います。(同時購入の弊害)
左手デバイスをTartarusに変更してからはすぐに快適に感じるようになったことからも、Tabmateの使用感の悪さは慣れや工夫では済まされないレベルだと思いました。接続不良の部分についてはおま環っぽいですが…。
クリスタで細かく挙動を設定できるのはTabmateの唯一無二の良さだったと思うので本当に残念です…。
少なくとも↑みたいな絵を描いちゃうくらいには最初はワクワクして期待して使っていました…。
新品同様の状態で持て余してるので周りにほしい人がいれば差し上げたいくらいです…ほんとに。
個人的なおすすめ構成としては、既にPCがある人はWacomOneを、PCがない(必要がない)人は無印iPad+ApplePencilを買うのが、安さと品質を両立できる最もコスパの良いお絵描きデバイスの選択になるんじゃないかなと思いました。
今Apple製品高いので、コスパだけで言ったらPC環境にやや軍配が上がるかも。
拡張性・快適性ならPC+液タブ(+左手デバイス)、気楽さならiPadですが、書き味・カーソルの追従性などのペン性能的にはどちらも全く不満がありません。
iPadはAir以上じゃなきゃダメだ…とか、液タブはCintiqじゃなきゃダメだ…と思って初期投資の高さに二の足を踏んでいる方がもし居たら、全然そんなことないよ!その子らの弟分たちも体はちょっと小さいもののすごく優秀だよ!とお伝えしたいです。
#創作全般 #パソコン