Memo

カテゴリ「服作り」[2件]
学生(広義の意味で)になりました

今更大学や専門学校に入り直すとかいうわけではないですが。。
(単に私がそうできる資質や環境を持ち合わせていないというだけで、大人の学び直し入学には大賛成派ですよ!)

じゃあ何かって言うと、服飾の専門学校がやってる社会人向けの服作りの通信講座を始めることにしました。
1年(+α)かけて体系的に学ぶ結構本格的なものです。実物の添削もあります。(ソーイング・ビーみたい!!!!)

前から洋裁や服作りをちゃんとしたところで学びたいなぁとは思っていたのですが、先日自分の服を作ってみた体験が決定打になりました。

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一番の実用的な動機はやっぱりかねてから言ってるサイズ問題。
市販の型紙を自分ぴったりサイズに直すには専門知識が必要だなと思ったこと。

もう一つはやっぱり一応創作人なので、自分でデザインした服を作って着たいなぁという欲が出てきたことです。
そこまでいかなくても、好きなデザインの服を目コピして自分サイズで似たようなものを作れたらいいよなぁ…wとか。

最終的には仕事やキャリアに繋げられたら一番だけど、そこはあまりプレッシャーにしたくないのであくまでぼんやり願うくらいで。
自分の楽しみと知的好奇心のための方が大きいかな。(言い訳っぽいかなぁ;)

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それ以上に何よりも、服を作ってる時に「これ何時間でもやってられるわ」って思ったんですね。
編み物とかはもっと手軽にもかかわらず途中で飽きちゃうことが多いのに。(好きだけども。)

それに絵を描くのも子供の頃から今に至るまでずっと好きではあるけど、「何時間でもやってられる」って感覚になったことはほぼないので、これは結構決定的な違いかなぁと。

学習や課題制作の様子をサイトに載せようかは迷い中です。
あまり興味ない人が多いだろうけど、自分のサイトだし好きにやろうかな。
人に話す前提でいると知識が定着しやすいって言いますしね。

学習ログ的にnoteとかやってもいいかなぁと思ったけど、他の人の記事がレコメンドされる仕様が苦手なのでどうかなぁ。。
他のブログサービスやSNSよりは好きですけどね、note。
SEO強すぎて検索に引っかかりやすいのも、ひっそり派の私としてはデメリットなんですよね;

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あともう一つ、これは副産物的な動機だけど、洋裁・服飾をちゃんと学べば、ドール用の服もゼロから自由に作れるようになりますよね。

これも以前言ったように、作ったドール服をいずれ販売したいなと思ってるんですが、ちゃんと自分で起こしたクリーンな型紙(権利的な意味で)で作ったものを売りたいと思っているからです。

調べた限りだと、服のデザインには著作権がしっかりあるけど、型紙を流用することは法的には白寄りっぽいんですよね。(判例がない?)
よっぽど独創的で複雑なパターンならともかく、ワンピースの作り方〜とか、トートバッグの作り方〜とか、着物の作り方〜とか、そういう実用品として一般に定着しているアイテムについては、型紙を使用した作品を販売することに法的拘束力はほぼなさそうでした。

  • ・型紙そのものを丸コピーして”型紙として”販売→完全に❌。ただの海賊版
  • ・市販の型紙を参考にしてアレンジして制作した完成物(デザインには多少なりとも独自性を加える)を販売→法的には⭕️(モラル的には黒寄りグレーみたいな空気。でもフリマアプリなどでやってる人はたくさんいる)
  • ・型紙はオリジナルで起こしていても完成物のデザインが誰が見ても瓜二つ→❌っぽいけど曖昧(SHEINユニクロ問題とか)
  • ※ネットでさらっと調べただけだし解釈も結構分かれてたので鵜呑みにはしないでくださいね。


まぁなので、ソーイング本に載ってる型紙を”参考”にして多少アレンジして作った服を販売するというのは法的にはほぼ白だし、ハンドメイド界では普通に横行しているし、モラル的に黒と言ってもその辺の意識は時代が進むにつれてどんどんゆるく、というか良いものはみんなでシェアして使った方がいいという方向に舵を切っていくようになっているなと感じるので、「自分で型紙から作ったものを販売したい」というのは、私の拘りと、パターンを作った人の労力へのリスペクトの表明ということになりますね。

法的な拘束力はなくても、奥付に「この本の型紙を使って作ったものを販売しないでください」というお願いがあるなら、やはりそうして然るべきと思うので。
たとえ「ポイ捨て禁止」の貼り紙に法的拘束力がないからと言ってポイ捨てをしてもまぁ捕まらないでしょうが、基本的には素直に従いますよね。
(ただこれも、あまりにもベーシックなアイテムでそれを言われてしまうと、誰も作って販売できなくなってしまうのでは…?とも思ってしまうのですが)

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「自分がやられて嫌なことはしたくない」に尽きるのかな。
私は昔から創作にかかわらず真似されることが苦手なんですが、「真似するな!」という権利がないこともわかってはいるので、私なりの折り合いの付け方の着地点がそこなのかなと思ってます。

真似されるの苦手といいつつ、私だって普通にいろんな人の真似は当然してきてて、真似せずに学びなしということもわかっていて、そのへんの自己矛盾も抱えてますしね。
ちょっと話は逸れますが、特に自分に不利益がない場合でも真似されるのが苦手なのって、多分自他の境界線(バウンダリー)が弱いからなのかなって思ってます。

で、今はもう私的利用なら当然真似っこだろうがなんだろうが自由にしていい(されたくないと思うのもまた自由)と思うようになったのですが、「販売したい」と思う以上はその辺自分なりの哲学をしっかり持っておこうと思いこのような考えに至りました。

何よりも単純に、自分で作れるようになれることはより自由で自在になれるということなのかなと。
例えば海外が好きな人なら、自動翻訳がある時代になったからって、自分で外国語を学んで喋ることができたらより自由で自在になれますよね。

そういう自己満足のためでもあります。


#創作全般 #服作り #ソーイング・ビー #めんどい思考
自分の服を自分で作ったら自己肯定感が爆上がりした話

1ヶ月に1回は何かしらサイト更新したいと思ってますが、危うく途切れそうになってました。。あぶないあぶない。

日々ドール服を作ってるうちに、これが単純に大きくなるだけなんだし「もう人間用の服もいけるのでは?」と思うようになり、先日ついに自分用の服を作りました。

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絵描くの久しぶりすぎて何のブラシ使ってたかとか吹っ飛んでしまった。。

青木美沙子さんのソーイング本から、パステルパープルの柄布でウエストゴムのティアードスカートを作りました。いきなりワンピースとかは大変そうだったので。

これ本来は子供服とか子供用の小物を作る布だと思うけどそんなの関係ねー。
子供っぽいものが好きなんです。今後はもう「年相応」とか禁句にします。

本当に好きなテイストのものを身につけたときの開放感は凄まじいものがあります。もっと早くこうすればよかった。

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私は美沙子ちゃんファンなので、この本も最初は眺めるだけのつもりで買ったけど、見ているうちにやっぱり実際にロリータ着たい気持ちが日に日に膨れ上がりついに我慢できなくなりました。。

この本のロリータ服は、パニエふわふわの典型的ロリータ(怒られるの承知だけど誰にでもわかりやすく言うとメイド服的なシルエットのやつ。)じゃなくて、ピンクハウスっぽいすとんとしたロングスカートのものが多いから、ロリータ着慣れてない人でも挑戦しやすいし、やりすぎてない感じが凄く今の私の気分にフィットしているのです。

とりあえずまずは安い布で、いろんな理由(完成度や、恥ずかしさなど)で外に着ていけないものになっても家で着ればいいや、という気持ちで作ることにしました。
安い布なら「服作りワークショップ体験」料金とでも思えば失敗しても惜しくないし、それこそ解いてドール服や小物にでもすればいいので。

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【圧倒的な布量に文字通り溺れそうになる】

ティアードスカートは構造的には単純で、型紙も不要だしひたすら直線縫いするだけなので簡単そうに思ったのですが、ロリータ服ともなると1周4メートル近いギャザー縫いをひたすら走らせたり、とにかくもう布布布!!!!って感じで、ドール服とは大変さのベクトルが全く違いました。
水通しやアイロン掛けも凄く大変で、「これからカーテンでも作るのかな?」というほどの重労働…。

ドール服より楽だった面もあります。布の裁断やぬいしろ取りが結構いい加減でも大丈夫なところです。
実際2センチくらい間違って裁断してしまいましたが完成度には影響しませんでした。ドール服で2センチ間違えたら一巻の終わりです。

使用しているミシンのスペックが多分低めなのと(2万くらいの電子ミシン)、私の経験不足からミシンに無理をさせるような縫い方をしてしまったのもあいまって、スカート1着つくるだけでミシン針が3本も逝ってしまいました。。
ドール服作りではミシン針交換するなんて結構なレアイベントなのに。。

しかも本来はローンという極薄の布で作るものを、スケアというローンよりは若干厚みのある布で作ったので、重量が凄まじく、「これ本当に人間が履く重さか…?私これ履くの?」という感じでかなり雲行きが怪しい。

しかしいざ出来上がってみると、めっちゃくちゃ可愛い!!!
型紙を使わない簡単な構造のものとはいえ、いきなり服として着用可能なものが出来上がるかは半信半疑だったのでめちゃくちゃ嬉しいです。
重さも履いてしまえば案外気になりませんでした。

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【自分の体を肯定できる】

自分の服を自分で作ったという達成感は本当に凄まじいものがありました。
数年前に「ソーイング・ビー」という番組を見てから自分の服を作りたいと思い始めたのですが、その時はまだ「いつか」レベルのぼんやりした夢で、本当に作れる日が来るとはあまり現実的に考えられていませんでした。

加えて私はプラスサイズ系女子なので、自分の体にぴったりサイズの服を作ったことによる自己受容感はかつてないほどのもので、究極的な喜びの体験となりました。
(この本はLLサイズまで型紙が付いています。本当はもう1サイズ上が欲しいけど、布幅ギリギリのパーツも結構あったので、全サイズ一律に解説するホームソーイングの書籍としてはこれが限界だったんだろうなという作り手側の事情を感じました。)

プラスサイズや、標準から外れた体格の人は共感してくれると思いますが、自分の体型そのものが惨めなんじゃなくて、着たいと思った服のサイズが合わない(用意されていない)ということが、世間から存在を否定されたようで辛いのです。

治安のあまりよくないインターネッツでは体型の話題になると痩せろマンが湧く光景もよく見られますが、私の場合肩幅も大きいのでどんなに痩せてもMサイズ体型になる日は来ません。
そもそもすこぶる健康体だし、今の体にも気に入ってる部分もあるので、無理してまで体型を変えようという気があまりありません。

余談ですが、今は大きいサイズの地雷服・量産服とかあるのでとっても羨ましいです。私も今20歳とかだったら絶対あのテイスト好きで着てるだろうなぁ。
※何歳でも当然着ていいと思いますが、単に私が今の気分ではないというだけです。あの辺のカルチャーもよくわかってないですし。

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【おしゃれで大きいサイズの服があんまり売ってないのはしょうがない面もある】

服を作る側になってみると作る側の事情もわかるようになりました。
もしも私が個人や小規模なアパレルを立ち上げて服を作って売りたいと思ったら、なるべく多く売って採算取るには多くの日本人女性の体型であるMサイズを作って売るのが商売として最も無難な選択だからです。

特に大きいサイズの場合は大きくなり方も多様(胸が大きい、お腹が大きい、お尻が大きい、背が高い、肩幅が大きいなど)ですので、体にぴったり美しくフィットするようなデザインの展開は難しく、量産したいという視点に立つ場合はある程度デザインが限られてしまうということがよくわかりました。

実際私も、大きいサイズのショップへ行っても、パンツやタイトスカートなんかは大きいサイズを選んでもヒップがパツパツor入らないのにウエストはガバガバなことが大半なので、ふんわりとしたスカートやワンピースを選ぶしかないことが多いです。

大きいサイズだと布の用尺もたくさん必要なので、コストもかかります。
今回作ったティアードスカートも、SサイズとLLサイズでは用尺が1M近くも違いました。

これらの理由から、規模の経済が働く大手のアパレルくらいしかプラスサイズの量産は難しいでしょうから、個性的なデザインや凝ったデザインのプラスサイズ服が(少なくとも実物を手に取って気軽に買えるような場所には)ほぼないという現実への納得感は持つことができました。

中国やインド並みに人口が多いとか、アメリカみたいに多様な民族の国家ならサイズ展開もできるでしょうが、日本の内需では現実問題難しいんだと思います。

その点、しまむらさんは4Lまでロリータ服展開してくれてるなんて本当に凄すぎます。マジで10年前なら「プラスサイズ」で「5000円程度」のロリータ服なんて天地がひっくり返ってもありえないものでした。
私はまだ買ったことはないですがとても気になってます。常時売っててほしいです。流行に関係なく常に一定の需要があるジャンルだと思うので。


#ソーイング #服作り #ロリータ #ソーイング・ビー #絵日記