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運動してもメンタルは強くならない

ちょうど1年くらい前にリングフィットを始めたのを皮切りに、ジャストダンスやったり、最近はフィットボクシングも追加したり。
ドナルドダックのようだったお尻がすっかりマライア・キャリーのモノマネ芸人を始めてもいいくらいには重力に逆らい始めました。(要はとにかく尻がでかい)
元々運動嫌いだった身にしては上出来レベルの運動習慣がついたと我ながら思っているのですが、この辺りでちょっと悲しい真理(少なくとも自分にとっては)に気づく。

タイトル通り。
運動してもメンタルは強くならない。

よく「筋トレしたらメンタルつよつよになったよ!みんなもやろう!」的な話を聞くけど、本当にそうなのだろうか?と。

でも抑うつ的な症状は確かに良くなる、と言う話。

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元々私が運動始めた動機はだいたい下記の通り。

  • ① 将来の生活習慣病が怖い 【将来の健康リスクへの対処】
  • ② 肩こりひどかった 【現状の不健康因子への対処】
  • ③ 運動すればメンタルが強くなると聞いて 【精神改造】
  • ④ あわよくば引き締まったかっこいい体になりたい 【肉体改造】
  • ⑤ 慢性的疲労感で何もやる気がしなかったのでエンジンをかけるため 【体力増強】


なので仮に③がダメだとしても今後運動を続けるモチベーションはあるのだけど…。

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運動したら確かにある面ではメンタルに良かった。
それは主に抑うつ的な症状から来るものに対してだと思う。

寝床から出られない、最低限の家事や自分自身の世話ができない、趣味や好きなことくらいはやりたいのにどうしてもできない、買い物に行けないetc...

そういう、本来の元気な自分ならできるけど、うつ病などの精神疾患由来でできなくなってしまったこと、いうなれば「デバフがかかってしまった状態」で制限されてしまったことは、運動で体が整うことでできるようになる。
単純に体力がついて行動できるキャパが増えるんだろうし、ホルモンがどうとかもいろいろあるんだろうけどよく知らないから余計なことは言わないでおく。
(その辺はアンデシュ・ハンセン先生の「運動脳」とかを読むといいかも。)

これは私が運動習慣に期待した効果のうち、「⑤慢性的疲労感で何もやる気がしなかったのでエンジンをかける」に対しての効果ではあったけど、「③運動すればメンタルが強くなる」とはまた別の話なんだよな。

真面目気質だと心身の不調のせいでできないことを自分の至らなさとして自責する傾向があると思うので、運動して体が整ったことにより身の回りのタスクが自分でできるようになって、少なくともその点については自責しなくなる、だから自己肯定感が上がる、という意味ではメンタルに良いと言えそうではあるけど。

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「メンタルが強くなる」をどう定義するかにもよるけど、私の場合は、

  • ・ストレス耐性が強くなる
  • ・悪意をさらっとかわすことができる
  • ・理不尽な状況に冷静に対処できる
  • ・傷つきにくくなる
  • ・悩みにくくなる
  • ・不安に陥りにくくなる
  • ・ポジティブ思考になる
  • ・いい意味での鈍感力がつく
  • ・些細なことでくよくよしない
  • ・自己肯定感が高くなる
  • ・言いたいことがはっきり言える


…的な感じだと思っていて、筋トレすることで上記のような人格になることを少し期待していたので、正直そういった効果は運動にはほぼ無いと言わざるを得ない。

相変わらず、嫌なことがあればずっと引きずるし、人と会話した後はずっと脳内反省会してるし、嫌なタスクがあるとそれを知った日から何も手につかないし、理不尽な言葉や要求のボールが飛んできたら頭が真っ白になって何も返せないし、常に何かしら自責しているし、常に何かしら不安だし。

全部憶測で言うけど、筋トレや運動で「(上記に挙げたような意味で)メンタルが強くなった」という人は、おそらく一時的な高揚感による気のせいか、元々の気質がそっち寄りだったというだけなんじゃないかなぁ。
運動不足やストレス等でかかっていた”デバフ”が筋トレで取れただけなのでは、と。
もしくは、人によっては見た目が大きく変わったりするから、それで周囲との関係のパワーバランスが変わったことにより自信をもって振る舞えるようになった、それを「メンタルが改善した」と認識しているとかかな。

めちゃくちゃ偏見で言いますけど、そもそも良くも悪くもメンタルが強い・傷つきにくいタイプの人ってあまり運動とかしてないイメージがあるんですよ。
筋トレしてる人って繊細だったり、真面目だったりする自分の防壁としてトレーニングしてる人が多そうで、その元々の気質って深いところでは変わってない印象があります。

体の筋肉を鍛えても心の筋肉は鍛えられない、別物というか。
心を鍛えたいならやっぱり考え方自体を変えるトレーニングを日常的に意識するとか、色々な意味で「心臓に毛が生えた」ような人たちの中で揉まれて渡り歩くような生活をする方が効果的なんじゃないかなぁ…と。
そこまでしてメンタル強くする必要がそもそもあるのかという話なんですが。
最近は弱メンタルの人に対する理解が昔よりもあって、生きやすくなっている面もあると思うので。

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結局何が言いたかったのかというと、元々の気質はそう簡単に変えられない、という当たり前のことに気づいただけなんですが、ちょっと世の「筋トレ万能説」が行きすぎている気がしたので、現状の自分のリアルな実感を記録しておきたいなぁ、と思っての乱文・散文でした。

結論、運動で心身のデバフは取れるけど、バフはかからない。
言い換えると、心身の”不調”は良くなるけど、現代社会で生きやすい”人格”になったりはしない。


#メンタル #健康 #自分語り #めんどい思考
なんとなくフィットボクシングの体験版DLしてやってみた。
豪華な声優さんたちにもあんまり詳しくないし、ゲーム内容もリングフィットに比べたら単調そうな感じだしで、どちらかといえば購入しないつもりでいたけど、エヴァンというトレーナーさんの声がハン・ジュンギの人だと知って一気に購入したいに傾いてきた。。
体験版終わるまでに気が変わらなかったら買います。

今年わりと暖冬ぎみだから冬季うつがじわじわすぎて気づかなかったけど、直近で結構疲れる出来事があってそれから堰を切ったように鬱々としてます。。。。
夜に落ち込みが酷くなるから夜中に走り回りたくなるんだけど、そんな時間に出歩くのもジム行くのも危ないから、フィットボクシングで発散できたらいいなぁと思いまして。静かにできそうだし。

#フィットボクシング #Switch #健康 #メンタル
「好き」と「良いな」を混同するから自分を見失うんだぞという話

「好き」と「良いな」は別物である。
最近読んだある本に書いてあった言葉です。
自己啓発本とかそういうものではないので、これ以上掘り下げるわけでもなく、本当にさらっと書いてあった一文でした。

それでもこの言葉、というか物の見方が私の中で妙に刺さってしまって、この2週間くらいこのことについてずっと意識してしまっていました。

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それで、あくまで自分の場合ですけど、「好き」と「良いな」の違いについて少し整理してみました。

「好き」なものは…
  • 心を直接握られるような感覚になる
  • 自分の中(心の宝部屋)への侵入を許す感じ
  • 好きであることをやめられない(一時的に離れてもまた戻ってくる)
  • 身体的な反応が出る(私の場合、ため息が出たり、困り顏になってしまうので自覚しやすい。特に可愛いものには「なんでこんなに可愛いの!」という怒りに近い感情も湧いたります。キュートアグレッション?)


「良いな」と思うものは…
  • そのものが持っている(自分の好みではなくても)魅力的な部分を認める、リスペクトする
  • そのものの(社会的な?)成功や人気を認める、リスペクトする
  • そのものに掛けられた手間や努力などを(自分にとってはあまり有意義に見えなかったとしても)認める、リスペクトする
  • ただし心の宝部屋の中に入れるほどではない


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たぶん、これを読んで当たり前すぎて何言ってんだ…?って感覚になってる人もいると思います。
でもそういう人は恐らく他人との心の境界線(バウンダリー)とか、自我がしっかりしている人です。

私の悲劇は、この好きと良いなを混同するから起きることが多いのだと思いました。

私は物事にたいして批判的に見てしまう方で(争いが苦手なので表立って言わないですけど)、これには様々な要因があるとは思いますが、そのうちの一つは多分自分の中で「好き」と「良いな」の線引きが曖昧だったことに起因するのではないかと思いました。

つまり、「これを”良い”と認めてしまったら、自分の心の宝部屋(好きゾーン)に入れることになってしまう…!けしからん!防御(批判)しろ…!」という感じだったのかも。

この感覚は物に限らず、人に対しても発動します。ほんと、失礼な話ですが…。
流行りものをくだらないと思う心理とかもここですね。

あと、絶対に手に入らない(あるいはそう見えるもの)への嫉妬心なんかも、これに少し通じるのかもしれないです。
「(凄く好きで欲しいのに)心の宝部屋(好きゾーン)に入れられないの?じゃあ、もう知らん!」ってな感じでしょうか。
これは何らかの方法で一部でも自分の中に取り込めると結構解消します。
例えば、絵に描くとかね。

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メンタルが弱ってる時なんかはこれが逆方向に作用にします。
どういうことかというと、心の宝部屋(好きゾーン)の関所が機能不全になって、(上でリストに挙げたような)「良い」感じの要素を持っているものを何でもかんでも「好き」なのではないかと錯覚してしまうようになります。

「流行っているから私も取り入れなきゃ…」、「今どき〇〇くらいしてないと…」。
口先が上手い人(一般的に魅力的=良いとされる要素ですよね)に丸め込まれたり、「好きなことをやろう!」と扇動されて大して好きでもないことをやっていこうとしたり、魅力的な人の影響を受けて所作を真似して自分らしさを見失ったり…。

昔、ロンドンハーツという非常に下世話な番組で(調べたら今でもやってるのね)、有吉さんがグラドルの手島優さんに、「お前は他人の良い所取りばっかりしようとしてるからダメなんだ」的なことを(うろ覚えですが)かなり厳しい口調で言っていて、その当時も凄くぶっ刺さってしまったんですが、ふとそれを思い出しました。

このへんの感覚、うまく言葉で説明できてなくてアレなんですが、とにかく自分の中ではずっと探していたピースの一つがはまった感覚なのです。
1割くらいは伝わって共感を呼べれば嬉しいのですが…。

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まとめ。

【トゲトゲ期用】
人や物事の良い面を認めても、自分の世界観(心の宝部屋)は崩壊しないから大丈夫。もっと優しく生きよう。

【ヘロヘロ期用】
ちょっと良さそうに見えるくらいのものにいちいち惑わされるな。自分の積み重ねてきた歴史と身体反応を信じろ。


#めんどい思考 #自分語り #メンタル #創作全般
栄養ちゃんと考えて自炊するけど運動をしない生活よりも、運動さえしてれば適当にポテチとか食べてる生活の方がよっぽど体調が良いというね。

一応夜だけは一口だけでも野菜摂るように意識してますが、あとはほんと適当です。調子がいい。

うつヌケごはんとはいったい何だったのか。
ああいうのちゃんと意識してる方がストレスになる気がするよ。
個人的な意見だけど、うつになる時点で既に相当な無理をきかせてたわけで、その上うつヌケごはんを頑張って作ろうだなんて負担の上塗りにしかならないのでは。ただでさえうつ気質の人は真面目にちゃんとやろうとしてしまうんだから。当事者ではなくて作ってあげられる立場の人が実践する分にはいいのかもだけど。

自分に合ってる生き方でストレス貯めないことの方が大事だと思うんだ。

#健康 #体調 #メンタル #めんどい思考 #食う奴