Memo

No.334
昔のイラストメイキング本の思い出

そういや昔のイラストメイキング本って、「ここをなんとなくぐりぐりと塗ります」みたいな教える気ないものが多かったよなぁ。
そういう中でみんな自分なりの解釈で見様見真似で頑張ってたから絵柄や塗り方に多様性があったのかなぁとか思ったり。

秘伝のタレは自分で食べて盗め…!みたいな時代だったから、そんな中で頑張って試行錯誤して身に着けたスキルを簡単に教えたくない気持ちは正直わかる。私もケチだし何事においてもそっち側の考え方する人なので。。
お金払って教本買った側としてはもうちょっと教えてよ…って感じでもあったけど、まぁ1000円そこらでそれはムシが良すぎるか。

今はタレの作り方を動画付きでめちゃめちゃ親切に教えてもらえる時代なので、どこ行っても美味しいタレが出てくる…全体の底上げって意味ではいいことなのかな。…誰にとっていいことなのかな??

…話を昔に戻し。
そんな中、当時デジ絵の右も左も全くわからなかった時にPOPさんというイラストレーターさんのメイキング本を手に取る機会があったのだけど、当時としてはかなり親切でわかりやすくて、本に従って描いてみたらPhotoshopElementsと板タブで初めてデジ絵を完成させることができたのが本当に嬉しかった思い出。

未だにふとPOPさん今どうしてるかなとか思い出したり、変わらずに一線で活躍されてるのを偶然見かけると嬉しくて応援してしまうので、やっぱりケチらず人に親切にしておくのは大事なのかもしれない。

情けは人の為ならずか。

#思い出 #創作全般 #平成 #オタク