Memo

No.437
古布のあれこれ②

>>434の続き)

ついに古布のはぎれを買うだけじゃ物足りなくなり、リサイクルショップやフリマアプリでアンティーク着物を買い集めるように。
というのも、はぎれ状態で売られてるものはつまみ細工などの小物作り用のサイズが多くて、ドールの着物を作れるほどの大きさのものがあまりないからです。

着物をほどいて布の状態に戻せばはぎれを買うより割安だし、布面積もたっぷり取れるので着物とお揃いの小物とかもたくさん作れるのが良いです。
着物はほどく前提で作られてるので、驚くほど簡単に解体できました。
とはいえ凄く古いものなのでホームクリーニングしてもまだ埃っぽく、作業時に換気とマスクは必須です。

「へぇ、着物ってこうやってできてるんだなぁ」と勉強になったし、つぎはぎで補修されてるものも多くて(しかもそれが丁寧なので一見わからない…!)、大事に着られてきたんだなぁということを感じて不思議と嬉しい気持ちになったり。
丁寧なものに触れると嬉しくなるあの感じ、なんなんでしょうね。
私ももうちょっと物を大切にしなきゃなと気持ちが引き締まります‥。すぐ捨てちゃう人なので。

古い着物を買う目的はほどいてドール服や小物を作るためだけど、当然使いきれないので余ったはぎれは自分も同じように売ってしまえばいいんだということに気づいたら、単純にハンドメイド材料としても結構コスパがいいかもしれない。
目利きや売り方が上手い人だったら自分が使う分をさっ引いても元が取れちゃうんじゃないかな。

 #創作全般 #着物