Doll / Craft

No.415
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年末ごろに美術館で銘仙を見た日から、すっかりアンティーク着物の魅力に取り憑かれてしまい、それからというもの、ブライスちゃんの着物作りのことばかり考えています。

自分で着物を着る生活は難しいというのもあるけど、それ以上に自由奔放でロマンティックな銘仙を見た時に「ブライスちゃんに着てほしい!!作ってあげたい!!!」という創作意欲がムクムク湧いてしまって居ても立っても居られなくなりました。

もうちょっとちゃんと撮影してから載せようと思ってたけど、「ちゃんと撮影縛り」を課してしまうとドール服ギャラリーの更新自体が重荷になりそうなので、とにかく作ったら撮って出す方式にしてみようと思います。

後日写真の差し替えとかは全然アリという感じで。

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【左の着物】
着物初作品です。
ハンドメイド自体久しぶりすぎて、ミシンの糸セットの仕方すら忘れてるところからのスタート。

衿のサイズが間違っていたり、本来まつりつけるところをボンドで済ませたりとグダグダでしたが、着せてしまえば結構見栄えがして可愛くなって自分でもびっくり。

作った後に気づいたのですが、青地にウサギの柄ってまさしく「ブルーラビット」で、この子にピッタリのチョイスでした!!!

つまみ細工の花飾りはユザワヤで買ったキットです。
クロバーのつまみ細工プレートを使うので、普通のつまみ細工とは別物でした。
これはこれで簡単でよかったけど、普通のつまみ細工を覚えたいです。

【右の着物】
二着目なので、前作よりは上手く作れましたが、ミディブライスサイズということもあり、小さな歪みが仕上がりの差に大きく影響するという意味では前作よりも難しかったです。

この着物で特に苦心したのは柄合わせです。
袖が上下逆になってしまいました。
初めて作った左の着物は、偶然にも簡単な柄を選べていたようです。
こちらが最初だったら多分もっと失敗してたので、ラッキーでした。

柄合わせに苦心している時、脳内でソーイングビーの出演者になっていました。

ベレー帽はフェルトで手縫いして作りました。

【いろいろメモ】
型紙にもよるのでしょうが、私が見た限りのドール用着物の型紙ではどれも洋服と違って肩山では布を剥ぎ合わせずに、一枚の長い布から作るので、縦50cmくらいの布が必要です。

手芸店で売ってるカットクロスならそのくらいのサイズですが、100均のカットクロスは30cmくらいなので、仮に布の継ぎ足しをしても着物1枚作るには足りないです。

着物作りの上達のために和裁を学ぼうかな?と一瞬思ったのですが、やってることは「着物の見た目をした服を洋裁で作る」ということなのですぐに思い直しました。
特に帯なんかは洋裁どころかもう工作に近いです。布用ボンドさまさま。

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いずれ自分で型紙起こしてゼロから作れるようになりたいな。
でも今はまず、既存の型紙を使わせてもらって、自分の思い描いた着こなしが形になるということをメインに楽しみたいと思います。

#ブライス #着物 #ハンドメイド制作ノート