Doll

No.105
「危険人物更生法」感想




神回でした。
ファンタジーとか精神世界、バーチャル世界の話じゃなくて、現実設定なのはキツかったが。
落ちた人は本当に死んでるのもショッキングだった。

最後にネタバラシされてたように、「他人の足を引っ張らず、目の前の競争から逃げるな」というのが真のゴールだというなら、最初から普通に正攻法で頑張ったのに運動神経のなさがゆえに死んでしまった人は理不尽すぎでは…
私自身、「世の中はそもそも理不尽なもので、罪のない人が”巻き添え”を食らうことも往々にしてある」という世界観で生きてるので、そういう意味では解釈一致ではありますが。

そもそもこの物語の世界の中では、参加者たち自体”死んでもいいクズ”として集められた人たちでもあるので罪のない人ではないんですよね。
死んでくれたら社会の掃除になるし、”更生”したらもう一度チャンスをくれてやってもいいけど、くらいの感じでしょうか。

  • 人はどこまで落ちても這い上がれる
  • 人から笑われるようなしょぼい目標でも、みっともなくても、目の前の目標を達成することを積み重ねる(スモールスタート)
  • 人の足を引っ張ったり、人の失敗や醜い諍いを安全圏から眺めることを娯楽にしたり、頑張ってる人を馬鹿にしだしたらお終い

といったメッセージをひしひしと感じましたが、ここ2~3年、炎上が娯楽化しているのを見ても、この物語の後半に出てくる”地下室のような場所”にいる人達がとみに増えているのだと思います。

人はいつでも変われる、自分が変われば周りの人の態度も結構あっさり変わる(新しい自分は自分で思ってる以上にすんなり周囲に受け入れられる)というのは私自身にも実感があるところです。
最初に気弱な態度をして舐められてしまっても、その後何度か毅然としていればいつでも力関係のリバランスはできるんですよね。実は。
創作や配信なんかの活動でも、”転生”なんてしなくても、これからこんな感じの作風で行きます。と、しれっとやってしまえば本人が思っている以上に大丈夫なのとも似ています。

自分が変わることを自分で許せたとき、人はこの「地下室」から出られるのだと思います。

最後に主人公が”ゴール”したとき、地下室の人たちが「じゃあ俺たちも続け」とはならずに、まだ主人公をバカにした態度をとっていたことには本当に嫌なリアルさとデジャブ感がありました。
救いようがない人というのは、救われようとしていることにすら気づけないのだと。自戒も込めて。


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「Fラン大学就職チャンネル」とはいうけど、なんでも就活に絡める作風というだけなので就活生以外にも見てほしいチャンネルです。

ただ、私自身この作者さんの大ファンではありますが、基礎体力や精神力が人並み以下の人、コンディションのアップダウンが激しい人など、”不健康で不安定な”属性の人への配慮みたいなものはほとんどないので、その自覚がある人はちょっと意識して壁を貼りながら視聴しないとダメージを喰らうと思います。

#Youtube #モチベーション